モードパルファムのゼロクラ。今なお色褪せることのない存在感。

今なお、多くのファンを獲得しているモードパルファム。この18クラウン用エアロがデビューしたのは2009年。あれから15年もの月日が経過したが、カッコ良さは決して色褪せない。

シリーズ名は「ファントム雅夢（GA-MU）」。モードパルファムとしては第2弾のエアロシリーズで、それまでとは一線を画し、「車種に合わせて自由にデザインする」というのを基本テーマに据えた。その車種、その時代の空気を敏感に感じ取り、カタチにしたのが「ファントム雅夢」なのだ。

フロントは、中央の開口部とフォグ横の開口部に2本のシャープなフィンを与え、インパクトのあるデザインに。ヘッドライト下は前方に3センチ延長し、セダンらしいルックスに仕立てている。リップのみを延長するのではなく、バンパー全体を延長することで、自然なサイズアップを成し遂げている。

モードパルファムのエアロの象徴的存在が、バックフォグが輝くリアバンパー。純正にはないモールを与え、一目で、このエアロがモードパルファムであることを分からせるためのギミック。マフラー上には柔らかなラインのプレスラインを入れ、のっぺり感を払拭し、程良くスポーティなムードに。

12代目の18クラウンは、通称ゼロクラウンと呼ばれている。前期のキャッチコピーが「ZERO CROWN～かつてゴールだったクルマが、いまスタートになる～」。そして、後期のキャッチコピーが「そのクルマに終着点は無い。終わりの無い進化だけがある。ZERO CROWN、第2章」。その影響で“ゼロクラ”という呼び名が広まった。

17系とは全く違う、丸みのあるボディライン。それまで長く続いてきたクラウンに対する保守的なイメージを一新し、多くの若者たちに受け入れられた。

あれから何年も経つが、VIP業界ではまだまだ現役で先頭集団を走っている人気車種。それもあって、18クラウンは中古車市場でも人気が衰えない。

この車輌を取り扱っているのは、岐阜県山県市に店舗を構えるALESS（アレス）。ドレスアップしたセダンを専門的に扱っている人気ショップ。今なお揺るぎないカッコ良さを誇る、モードパルファム仕様の18クラウンに興味を持っている方は、ぜひ、アレスに相談してみよう。

SPECIFICATION
●エアロ：モードパルファム　●ホイール：レイズ ブラックフリート 19inch　●足まわり：新品フルタップ式車高調　●マフラー：ループマフラー　●外装その他：ルーフスポイラー、サンルーフ付き　●インテリア：黒革シート、ウッドコンビハンドル、マークレビンソン