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若い世代が熱視線を送る超越渋い日産車~33シーマ~
【今こそニッサン!】
入手困難なクレンツェ ケルベロスⅡは、絶対に大切にした方がいい。
アレスマガジンの取材は、毎月2日間に渡って行う。事前に編集部が撮影車輌をピックアップし、アレスの広報担当者と打ち合わせを重ね、どの車輌を紹介するのが読者にとって最善なのか、綿密に策を練る。取材当日は『VIPSTYLE』などのクルマ雑誌で活躍しているプロカメラマンを招き、一台一台、時間をかけて丁寧に撮影していく。
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今回、紹介する33シーマはイレギュラー。取材当日に発見し、急遽、撮影することに。掘り出し物というべきか、アレスに行くと、思いも寄らぬ極上車に出会うことがある。この33シーマはまさにそんな一台。スケジュールに入っていなかったが、取材しない訳にはいかないほどカッコ良かった。
今年の大阪オートメッセの4号館には、プレジデント、32シーマ、33セドリック、32シーマの4台が横並びになっていたゾーンがあった。どの車輌も劇渋で、彼らのクルマの周りは常に人だかり。ちなみにオーナーたちは全員20代。いま、若い世代が渋いニッサン車を好んで乗っている。それもあって、ぜひ、紹介したいと思ったのだ。
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大阪オートメッセ2025(4号館)
この個体は後期型。4100ccのV8エンジン。これぞVIPという基本性能。純正ダークブルーのボディカラーも実に渋い。アレスはドレスアップカー専門店ということで、取り扱っている車輌の8~9割はカスタム済み。だが、ノーマルを楽しみたい方や、イチからカスタムをしたい人に向けて、ほぼ純正の車輌も用意している。
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この33シーマは小振りなハーフエアロ、そして、19インチのケルベロスⅡでシンプルにカスタム。もちろん、このままでも十分にカッコイイが、購入後、自分流にドレスアップを楽しみたいという方にも持って来いと言える。
ちなみに、今では入手困難なクレンツェ ケルベロスⅡは、絶対に大切にした方がいい。2002年の東京オートサロンでデビューし、あっという間にVIP業界の主役を射止め、当時の有名オーナーたちがこぞって装着。テーマは「深い眠りから解き放たれた厳粛な凄み」で、大ブレイクした初代ケルベロスの面影を残しつつ、スポークをより足長に。最大リム幅178ミリというのも大きな話題になった。
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Tディメンド プロダンパー
足まわりは大人気メーカー・Tディメンドのプロダンパー(フルタップ式車高調)を装着。現状でも見事なツライチだが、フルタップ式ゆえ、さらに車高を煮詰めることも可能。
LEDテールランプ
最近は光源を絶妙に隠しているタイプが多い。このLEDテールランプは粒々の球を配列させているのがポイント。時代を感じるデザインだが、33シーマにはしっくりと来る。
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マフラーカッター
ここ最近のセダンは両側出しが多いが、33系は片側出し。これも33シーマの愛すべき個性である。オーバル形状のパイプを2本並列させたマフラーカッターを装着している。
1999年式で、走行距離は8.7万キロ。内外装に目立たない多少のキズはあるものの、年式からいって程度は最高レベル。カーセンサー認定でも上から2番目に高い評価点の「4点」を獲得している(※)。2026年5月までの車検付きで価格は139万円。これは本当にお買い得。渋いセダンが好きな方はお見逃しなく。
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ニッサン シーマ
支払総額|139万円
・年式|1999年(平成11年)
・走行距離|8.7万㎞
・問い合わせ番号|50021
アレス愛知店
愛知県稲沢市福島町中浦7-1
tel.0587-50-6871
営業時間|10:00~19:00
定休日|年中無休(※年末年始除く)
※カーセンサー認定
(走行距離5万km以上の場合)
【4.5点】
内外装に目立たない軽微なキズが少し認められるが良好。
【4点】
内外装に目立たない多少のキズが認められる。
【3.5点】
内外装に多少のキズが認められる。
【3点】
内外装に目に留まるキズが認められる。
【2点】
内外装に目に留まるキズが複数認められる。
【1点】
冠水車などの特別瑕疵車輌。
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