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JOBデザイン×ワークの18クラウン後期。今夏の大本命!
【アレスマガジン|厳選中古車】
ベースは60thスペシャルエディション。洗練されたエアロ&ホイール。絶対に「買い」の一台!
文字通り、秘密基地といった雰囲気のALESS(アレス)の第3工場。国内最大級のドレスアップカー専門店・アレスには4つの工場があり、第1・2は整備、第3・4は板金塗装をメインで担当。こうした工場を自社完備しているからこそ、アレスが販売している車輌はクオリティが高く、お客さんたちからの評判もいい。
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今回は様々な機械が立ち並ぶ、その第3工場の中で美しく仕上げられた18クラウンを撮影。「光」と「影」。そんな雰囲気が堪らなくカッコイイ。
エアロは独創的なデザインで人気のJOBデザインのフルバン。ホイールはユーロプレミアムを標榜するワークのグノーシス。そして、ベースは2007年式の後期で、かつ希少な60thスペシャルエディション。まさに三拍子揃った「買い」の一台である。
【アレスマガジン|厳選中古車】
世界で活躍するJOBデザイン。感性を揺さ振る独創的なデザインで多くのファンを獲得している!
JOBデザインは福岡県北九州市のパーツメーカー。国産高級セダンからスーパーカー、そして、ハーレーダビッドソンなど、幅広い展開をしている。
また、国内のドレスアップメーカーの中では、いち早く海外進出を果たし、アメリカ市場に向けてワイドフェンダー仕様のGenesis G80を発表するなど、他のメーカーとはひと味違うワールドワイドな展開をしている。
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とはいえ、JOBデザインのメインはVIP。彼らが生み出したエアロパーツの虜になっているセダンオーナーは非常に多い。
JOBデザインは個性豊かな複数のシリーズをラインナップ。この18クラウンが装備しているのは「ファントム」シリーズ。左右の開口部を目一杯大きくした上で、フチをオフセットさせて見た目の強弱をつけ、端っこギリギリの所には専用LEDを組み込む。中央開口部はスピンドル風になっており、さり気なくレクサスのエッセンスも取り入れている。
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JOBデザインはその時その時の流行を真似して作るようなメーカーとは違い、常に自分たちの感性を優先し、ブランド創立時からずっとオリジナリティを追求してきた。
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万人受けするスタイルとは一線を画すため、確かに好き嫌いがハッキリと分かれる。しかし、このスタイルにハマってしまった人は、そこからもう抜け出せない。JOBデザインとはそんなメーカーだ。
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JOBDESIGN|FRONT
スピンドルのラインに合わせ、ヘッドライトの目元にもシャープな造形を加えている。グリル下のバンパーを黒にすることで、そのスピンドルのデザインも実に自然。最下部のリップは塗り分けし、別体風の装いを演出している。
JOBDESIGN|SIDE
サイドステップも独創的なデザイン。前から後ろにかけ、柔らかなラインでえぐりを入れ、裾はアンダー風のスポーティな作りに。さらにリアドアのアンダーは少し厚みをつけて動きを出している。デカールも特別感があってカッコイイ。
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JOBDESIGN|REAR
4本のフィンをあしらったディフューザー。面積が大きく、存在感がある。マフラーフィニッシャーはレクサスLS用を使って新しさをプラスα。バンパーサイドにはダクト風のデザインを入れるなど、全体的に手の混んだ作り込みになっている。
TAIL LAMP
社外のLEDファイバーテールを装備している。LEDは粒ではなく、面で光るのが今風。
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REAR WING
小振りなサイズのウイングだが、ブラックアウトしたことでインパクトが出ている。
【アレスマガジン|厳選中古車】
ユーロプレミアムを具現化したワーク グノーシス。2ピースだからこその極上ツライチを実現!
JOBデザインのエアロを纏った18クラウン後期。その独創的な雰囲気に、さらに磨きを掛けているのがワークのホイール・グノーシスHS203だ。
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今ではワークの大黒柱、主力シリーズとなっているグノーシス。メインコンセプトはユーロプレミアムで、機能美というか、この飾らない美しさというのが何よりも人気。
実際は鋳造だが、鍛造を彷彿とさせるエッジの効いた処理もポイントで、車輌の風格を一段上へと引き上げる。
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セダンのドレスアップで絶対に欠かせないツライチ。グノーシスHS203は2ピースモデルということもあり、ミリ単位でインセットを調整し、リムにキチッと合わせている。斜めから見ると、ホイールのリムも非常に深く、FR車の良さが出ている。
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SUSPENSION
足まわりはフルタップ式車高調に交換済み。ダウン量をミリ単位で調整可能で、さらに乗り心地をキープできるのが特徴だ。
【アレスマガジン|厳選中古車】
やっぱり買うならコンプリートカー。今では新車購入もコンプリートが主流に!
以前の記事でもお伝えしたことがあるが、やはり、こうしたカスタム済みのコンプリートカーは魅力的だ。ノーマルを買って、パーツをコツコツと揃え、数年掛けてクルマを仕上げる。時間に余裕のある人はそれはそれで悪くないが、コンプリートカーなら買ったその日から、お気に入りの仕様が楽しめる。
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金銭面のメリットも非常に大きい。例えば、この仕様を作るとなると、エアロ3点(新品)で約30万円、タイヤ付きホイール4本(中古)で約20万円、車高調セット(新品)で約15万円。合計約65万円。もちろん、そこに取付工賃も発生。
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金銭的にも、時間的にも、大きなメリットがあるコンプリートカー。だからこそ、最近は中古車だけでなく、新車でもコンプリート仕様が主流になりつつある。ある意味、当たり前のことだが、イジる前提ならばドレスアップカー専門店に行くのがいいわけだ。
【アレスマガジン|厳選中古車】
カッコイイ車輌はすぐに売れる。コンプリートカーの購入は「決断力」が必須!
今月のアレスマガジンのイチオシが、この18クラウン後期。エアロ、ホイール、車高のバランスに優れ、クルマ好きはもちろん、同年代の人たちからも羨望の眼差しが向けられることだろう。
コンプリートカーの宿命として、この仕様と全く同じモノは、そうそう出て来ない。つまり、手に入れたいと思っている人は、すぐに行動に移さないとライバルたちにさらわれてしまう可能性が高い。ぜひ、本当に欲しい方の手に渡り、華やかなカーライフを送って欲しい。心からそう願っている。
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純正|エンジン
ベースは2007年式の後期。エンジンは後期から加わった3.5リッターで、セダンらしいトルクフルな走りが体感できる。
純正|グリル
この車輌は希少な特別仕様の60thスペシャルエディション。専用グリルを採用し、高級感を高めているのもポイント。
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純正|インパネ
どのクラウンにも当てはまる弱点がインパネの皺。目立つ部分だけに、車輌購入後、キレイに補修して乗って欲しい。
純正|マルチ
高級感があるマルチ。HDDナビゲーションシステムが標準装備なのも、60thスペシャルエディションの見逃せない長所。
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純正|シート
シートヒーター付きの黒の本革シート。高級車であるクラウンに相応しい。程度は中の上で、年式の割にキレイだった。
純正|サンルーフ
セダン好きにとってOPのサンルーフは憧れの存在。後付けできる装備ではないので、サンルーフは特別感が群を抜く。
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トヨタ クラウン アスリート
60thスペシャルエディション
支払総額|130.6万円(税込)
▪年式|2007年(平成19年)
▪走行距離|10.9万㎞
▪問い合わせ番号|50018
SPECIFICATION
●エアロ:(F・S・R)JOBデザイン ●ホイール:ワーク グノーシスHS203 19inch ●足まわり:フルタップ式車高調 ●マフラー:リアピースストレート ●外装その他:LEDファイバーテール、キャリパー塗装、サイドデカール ●ボディカラー:パールホワイト ●室内:黒革
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